「服務に関する条文の作り方(1)」

●まず自社における服務に関する事項を整理しておく


 服務に関する事項をどのように規定するか、はそれぞれの会社のおかれた状況によって異なってきます。
社員の意識が低い会社においては、細かい内容の規定が必要になるでしょうし、社員の自覚がある会社の場合にはおおまかな規定でも問題はないでしょう。
 そのうえで、どのようなところに力点をおいた規定が必要かを考えればいいのではないかと思います。
一般的には、次のような区分で服務に関する規定を定めていることが多いようです。

●服務に関する基本的な考え方を明らかにしておく


 社員が勝手きままな行動をしていては、組織としての秩序を維持することはできないでしょう。
服務に関する規定を作成するにあたっては、まず会社としての基本的な考え方を明らかにしておくことが必要です。


●服務にあたって留意すべき点についても定めておく

 基本的な考え方だけで足りればいいですが、できればもう少し具体的な内容を定めておいた方がいいでしょう。
これは、服務心得といった形で列挙しておけばいいのではないかと思います。
 服務心得というのは、職場で働くにあたって最低限わきまえておかなければならない事柄です。少なくとも、この程度のことは理解できていないと、困るものを掲げておけばいいでしょう。


●出勤、退勤時に守るべき事項も明確にしておく

 最近は、出勤、退勤にルーズな若者も増えています。職場秩序の維持という観点からは、出勤するとき及び退勤するときに守るべき事項についてもきちんと定めておいた方がいいでしょう。
例えば、出勤・退勤時のタイムカードの打刻であるとか、退勤時の身の回りの整理といった事項です。こうした基本的事項をルール化しておきます。



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